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素食
”現場”、埼玉
平日の昼に外食をしていると、どうしても栄養に偏りができたり、太りやすくなる。
お金を払うからには、好きな物をできるだけたくさん食べたい、という心理がつい働いてしまうのだろう。
そういうわけで、共働きの僕たち夫婦は家で食べる晩御飯でカロリー調整を試みている。
平日のうち、少なくとも一日は素食の日だ。
ご飯を文字通りの主食とした一汁一菜。調理時間も短いし、消化し終わってからの睡眠となりやすいので、熟睡につながりやすい。
茶道、特にわび茶の理論形成に寄与したとされる『南方録』の一節、「家は漏らぬほど、食は飢えぬほどにて足ることなり」、を思い出した。
そう、御馳走はたまに食べるからおいしいのよね。
これからゆっくり探すことになる家についても、そんな心構えで検討していきたいものだ。
大きな家なんていらないさー。
掃除できません。
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2009年7月14日 (火)
久々の小説
”投光の現場”、日本橋
丸善に立ち寄ってみると、宮本輝の新作が平積みされていた。
よく読んだ作家だ。
中学生の僕に、小説の面白さを教えてくれた。
この前、小説を読んだのはいつだろう。
恐らくこのブログを始めた頃だ。
じゃぁ、もう1年も小説を読んでないじゃないか!
というわけで、今日買った。
宮本輝の『骸骨ビルの庭』だ。
上下巻でボリュームもある。存分にストーリーの中にのめりこめそうだ。
世の趨勢もあり、この1年はビジネス書や自己啓発本をよく読んだ。
その結果、一体何を得たのだろう?
はっきり言って、この類の本にはすっかり食傷した。
もう、いい。
10代の学生の頃、夏休みといえば読書だった。
いろんな本を片っ端から読んだものだ。
後悔し始めればキリがなさそうな人生において、その経験だけは今でもはっきりと輝いている。
それが、芸術の力だ。
カンフル剤じみた自己啓発書には真似できまい。
2009年7月13日 (月)
暑い夕暮れの火
”ガラスの肖像”、銀座
夕方、まだ明るいうちに会社を出る。
次長に誘われて、月曜から夜の打ち合わせだ。
地下鉄を降りて、お店に行く道すがら、老夫婦がしゃがみ込んで紙のようなものを燃やしているのに出会った。
晴れ渡った夕暮れにぴったりの風景だ。
すっかり日も暮れた中、ゆっくりと家路についていると、マンションの前で、これまた写真専門ギャラリーのマダムが、旦那さんとしゃがみ込んで、また何かを燃やしている。
それにしても、どうしてみんな今日、何かを燃やしているんだろう。
あれは、花火?
それとも、今日は何か特別な日?
あ、そうか、議会選で民主党が大勝したお祝いなのね。
・・・まさかね。
あ、そうだった、今日の商談で、まんまとだまされた僕を慰める為の儀式だったよね。
・・・違うよね。
多分あれは、盆の迎え火なのだろう。
関西では(少なくとも僕の実家の町内では)馴染みのない風景だ。
東京では、一般的なのね。
5年も東京にいて、初めて気がついた。
2009年7月12日 (日)
都議選
”校舎”、八丁堀
都内に住んでいるおかげで、都議選で投票できる。
朝、教会に行く前に、投票所である小学校に行って来た。
ひっきりなしに、人が来る。
結構な投票率になりそうだ。
ランチは、大連から帰国中のロベルトさんとハワイアン・レストランへ。
トライアスロンのトレーニングでお世話になった白戸先生のお店だ。
おいしい料理に話が弾んだ。
ディナーは、ピーターさんご夫妻と。
新しいお宅からは、都内だけでなく、横浜までも見渡せる。住宅地にあるマンションなら、5Fからでもすごい眺めだ。
おいしい手料理と楽しいお話で、心からリラックス。
Wiiも初めて体験した。Wii Resortというゲームにチャレンジしたけど、ものすごく楽しかった。
ゲームなんてやるのは久しぶりだけど、今のゲームは大人も十分楽しめるレベルなのね。
なけなしのボーナスが、Wiiに流れる可能性が出てきたかも。
カメラ・レンズ、あやうし?
2009年7月11日 (土)
2009年7月10日 (金)
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2009年7月 6日 (月)
Berluti
”ガラスの壁”、コレド日本橋
綺麗に磨き上げた靴を履くと、とたんに歩くのが楽しくなる。
気分が良くなって、以前マナブ君からご紹介頂いたトレーディング・ポストを訪れてみた。銀座にこんなお店があったのね。
お店のスタッフが優しくて親切だ。
靴を見ていて楽しくなるなんて、久しぶりだ。
気分はいよいよ高揚してくる。
雨ざーざーの中で、のんきなものだ。
嬉しくなって、早速マナブ君にメールにて報告申し上げた。
「この気分なら、あそこに行ける」、と思った。
会社の目の前、日本橋高島屋の1F角にお店を構えるBerluti(ベルルッティ)だ。
自分には縁のない店だと思って、今まで入ったことがなかったが、今日はどうしても入ってみたくなった。
どこかのお店に入るのに、こんなに緊張するのは、久しぶりだ。
でも、敷居の高さは勝手なイメージでしかなかった。女性スタッフが優しく迎え入れてくれる。
いつも外から眺めていた靴を、初めて間近でみていく。
すごい。ものすごく、すごい。
靴を見て、こんなに興奮できるなんて、信じられない。
それぞれのシリーズや靴の特徴について、スタッフの方がいろいろと教えて下さる。
楽しい時間だ。嫌なことなんて、全部忘れた。
メーカーで働く人間として、徹底的に良いモノを作ろうとするその姿勢に強烈な羨望を抱いた。
良いモノを作ろうとする熱気に溢れているメーカーって、やっぱり良いなぁ、と素直に思えた。
夕食後、妻にベルルッティでもらったカタログを見せながら、興奮してわーわー話していると、マナブ君からメールがあった。熱い靴メッセージだ。
あぁ、駄目だ。ハマるなぁ、これは。
2009年7月 5日 (日)
靴磨き
”分かつ線”、 井の頭公園
先週、久しぶりに靴を買った。
そして今日の昼下がり、ベランダに座って、靴を磨いた。
靴磨きもまた、随分久しぶりだ。
「靴を見れば、その人が分かる」、という言葉をよく聞く。
なかでも、「余裕度」を推し量るには、靴が一番分かりやすいのだろう。
それは、「金銭的な余裕」だけではないだろう。
手入れの行き届いている靴かどうかによる、「精神的な余裕」のチェックができるのも、靴ならではだ。
人は、余裕がなくなると、靴の手入れをしなくなる。
これはもう、てきめんだ。
言ってる本人(僕)がそうなんだから、もう自信を持って申し上げられます。
靴ひもを外し、ブラッシングして、専用クリームで汚れを拭いとり、靴墨を塗りこんで磨き上げる。
だんだん、余計なことを考えなくなる。
そうそう、この雑念がなくなっていく時間が心地良いのよね。
ピカピカに磨きあがった靴を見ていると、掃除を終えた後のような爽快感に満たされる。
しっかり手入れされた靴を履いている時の、あの丁寧な足の運びと、正されていく姿勢を、明日からまた味わえそうだ。
2009年7月 4日 (土)
2009年7月 3日 (金)
秘密基地
”水上の整列”、井の頭公園
丸善の写真棚を訪れてみると、『秘密基地』という写真集が平積みされていた。
| hi mi tsu ki chi ヒミツキチ 著者:西宮 大策 |
森や橋の下などに、いろんな基地を作ってある写真があるのかなぁ、と思ってページを繰ってみたけど、特にそういう写真はなかった。
子供たちにとっての、ちょっと特別な遊び場所みたいな所をいろいろ撮っている感じだった。
僕が子供の頃は、トムソーヤばりの秘密基地を森の中に作っていたものだ。家の近所に、住宅地にされる前の森がそこここに残っていた最後の世代かもしれない。
木に登って、頑丈な枝ぶりの間に板を敷き、床を作った。みんなでそこに座って、いろんなことを話し合ったものだ。
とにかく毎日、外で遊びに遊んだ。
当時、”ガンダム”というアニメが大流行していたが、僕はついに一度もその番組を観ることはなかった。
最近、ガンダムがお台場にお目見えしているようだが、せっかく自転車で行ける距離なのに、やはり一度も見に行っていない。
夕方、ドロドロになって帰宅した僕を見て、母は怒ることもなく、ただ、「楽しかったの?」とだけ聞いてきたのを思い出した。
2009年7月 2日 (木)
2009年7月 1日 (水)
MPA@Gallerie Le Deco
”糸杉と村”、井の頭公園
営業で渋谷に来る用事があったので、渋谷駅から徒歩5分のGallery Le Decoで開催されている、MPA(Medical Photo Association)写真展を訪れた。
医療系大学12校の写真部による合同写真展だ。
古いビルを味のあるアートビルに改装したような建物の2Fに、これまた味のあるエレベーターで運ばれていく。
受付に若い男性がいる。
慈恵医科大の写真部の方だそうだ。客もちょうど僕一人だったので、一緒に写真を見てくれながら、その都度説明をしてくれる。
学生らしいアイディア一杯の作品ばかりだ。どれも本当に楽しみながら撮っているという感じが伝わってきて、こちらも楽しくなってくる。
自由さが溢れているのが一番だ。
受付男性の作品もあった。全てモノクロだ。
ペンタックスのフィルム一眼を愛用されているとのこと。モノクロの面白さを熱心に語ってくれた。
朝・昼・夜、いつ写真を撮るのが好きですか?と聞いてみると、「昼と夜」ということだった。
「でも、一番好きなのは、真昼の一番強い光の時刻です。」
若さとエネルギー溢れる人ならではの選択だろう。
もう一度、モノクロ作品を眺めてみる。
なるほど、真昼の日光の下で撮影したであろう写真には、そこに存在するモノだけが強く浮かび上がっている。空気の中にあいまいさが含まれるのを許さない、という感じだ。
20歳前後の頃の僕も、こういう潔癖さが好きだったのかなぁ、とふと思った。
人見知りしない学生さんのおかげで、楽しいひとときを過ごすことができた。
笑顔でお礼を申し上げて、エレベーターに乗る。
「写真が好き」という共通項によって、年齢も職業も違う人たちと、出会った途端に打ち解けることができるというのも、なかなかオツなものだ。

























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