MPA@Gallerie Le Deco
”糸杉と村”、井の頭公園
営業で渋谷に来る用事があったので、渋谷駅から徒歩5分のGallery Le Decoで開催されている、MPA(Medical Photo Association)写真展を訪れた。
医療系大学12校の写真部による合同写真展だ。
古いビルを味のあるアートビルに改装したような建物の2Fに、これまた味のあるエレベーターで運ばれていく。
受付に若い男性がいる。
慈恵医科大の写真部の方だそうだ。客もちょうど僕一人だったので、一緒に写真を見てくれながら、その都度説明をしてくれる。
学生らしいアイディア一杯の作品ばかりだ。どれも本当に楽しみながら撮っているという感じが伝わってきて、こちらも楽しくなってくる。
自由さが溢れているのが一番だ。
受付男性の作品もあった。全てモノクロだ。
ペンタックスのフィルム一眼を愛用されているとのこと。モノクロの面白さを熱心に語ってくれた。
朝・昼・夜、いつ写真を撮るのが好きですか?と聞いてみると、「昼と夜」ということだった。
「でも、一番好きなのは、真昼の一番強い光の時刻です。」
若さとエネルギー溢れる人ならではの選択だろう。
もう一度、モノクロ作品を眺めてみる。
なるほど、真昼の日光の下で撮影したであろう写真には、そこに存在するモノだけが強く浮かび上がっている。空気の中にあいまいさが含まれるのを許さない、という感じだ。
20歳前後の頃の僕も、こういう潔癖さが好きだったのかなぁ、とふと思った。
人見知りしない学生さんのおかげで、楽しいひとときを過ごすことができた。
笑顔でお礼を申し上げて、エレベーターに乗る。
「写真が好き」という共通項によって、年齢も職業も違う人たちと、出会った途端に打ち解けることができるというのも、なかなかオツなものだ。
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