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2009年9月27日 (日)

海南島旅行記④ DAY1:南方航空大飯店

2009年9月17日午後


~南方航空大飯店~



海南島行きの飛行機出発までの5時間の乗り継ぎ時間を、ガイドのチャンさんの提案で、空港そばの南方航空大飯店にて過ごすことになった。



車に乗って5分程度で到着。
大きく、きれいなホテルだ。
1F部分は、南方航空利用者に開放されており、免税店やマッサージ店もある。
また、職員の休憩スペースとしても利用されており、フライト前後のパーサーやスチュワーデスがロビーを行き交っている。




同行の2女性は迷うことなくマッサージ店に直行。そういうのを旅の楽しみに組み込んでいるのね。
僕と妻は免税店に行って、ここでお土産を買ってしまうことにした。


大きな店舗が広がっている。
お茶を振る舞って下さるということで、早速頂戴することにした。



Tea1




鉄観音からはじまり各種お茶を頂くが、一番気に入ったのが当地名産のライチ茶だ。
香りも良いが、甘みが際立つ。
この甘みは甘味料由来ではなく、ライチ本来の甘みだと教えられた。
これには驚いた。



免税店の店内にはお菓子から茶器まで様々なお土産がそろう。
量はあるが、種類は少ないのではないかと思っていたのだが、詳細に眺めてみると、お菓子にしろ茶器にしろ、各種アクセサリーにしろ、大変な種類だ。しかも適当な種類をかき集めてみた、というのではなく、各国の旅行者の購買意欲を十分かきたてるものばかりであった。



率直に言って、これには驚いた。
中国沿海部の経済的成熟度は、僕がイメージしていたものよりもずっと深みを持ったものだった。
こういう部分が分かるのが旅の醍醐味だ。毎週ニューズウィークを読んでいても、なかなか伝わってこないものだ。



見直した、というレベルの話ではなかった。
はっきりいって、日本の似たような免税店のお土産屋よりもレベルは高かった。


若い女性店員たちも積極的だ。日本語もうまい。
お菓子を中心にしてお土産を物色していると、ガイドのチャンさんが店員の後ろから僕に向かって、
「ディスカウント、ディスカウント」

とジェスチャーして下さる。
あぁ、この人は旅行者をだますようなガイドじゃないと思った。


試しにディスカウントを頼むと、10%ちょっと値引いてくれた。
茶器などの高級品ならともかく、お菓子ならそれで十分だろう。




Tea2
茶盤の上にあったカエルの置物




お土産はガイドのチャンさんが帰国時まで預かって下さることになる。以前は中国にある日系の会社で働いていたというチャンさんの誠実さのおかげで、僕も妻もすっかりリラックスできるようになっていた。



お茶を頂きながら、チャンさんや免税店の女性スタッフとゆっくりおしゃべりをする。
なんと、チャンさんも免税店の女性スタッフ達も、一度も日本に行ったことがないそうだ。日本語は全て、中国国内の学校で習得したものであった。



すごい。ものすごく驚いた。
それにしても、彼女たちの日本語上達への熱意は素晴らしい。
日本人とみれば、積極的に話しかけてくる。休憩スペースには勉強中のテキストが広げてあり、接客の合間にサッと目を通している。



日本ではお目にかかれない光景だ。
お目にかかれないどころか、日本では外国語習得への熱意が年々薄れつつあるというのが現状だ。NOVA事件以降、語学学校で学ぶ受講者数が増えたという話も聞かない。



もうひとつ勉強になったのが、反日思想をナショナリズム高揚や共産党政権維持に利用している国の中で、あえて日本語を学んでいる中国人たちに実際に出会えたことだ。



中国を敬遠している日本人は、メディアに踊る「反日」の言葉からいろんなイメージをふくらませているはずだ。中国各地で連日、反日デモの百万人行進でもやっているかのような警戒心を抱いている人たちもいることだろう。




そういう点でも、やはり実際に現地に足を運ぶというのは大切なことだ。
メディアの情報がどの程度において事実の一端しか表していないかが分かるのも、旅ならではの収穫だ。





さぁ、夕方だ。
いよいよ海南島だ。

ガイドのチャンさんにお礼を申し上げて飛行機に乗る。
もう心の中は、楽しさと期待ばかりだ。


Tea3
茶盤上の珍しい茶器







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