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2009年12月11日 (金)

足の踏み場

Skating1
TBSのスケートリンク、赤坂  





足の踏み場「も」ない混雑も困ったものだが、足の踏み場「が」ない屋上は困るどころではない。



先週に続いて、今週の金曜日もクレームで神奈川へ。
今日は戸塚の現場だ。



14Fの屋上に向かう。
暴風雨だ。

ビニールで覆われている躯体付近を踏み台に、足場に移る。
シートもなく外がむきだしで見える足場は、いつになく恐怖感を抱かせる。


地上を見下ろして足がすくんだ時に、思わずそこから目をそらし、ふと周りを見渡してしまった時に迫りくる、あの恐怖で身を固められる感覚には、いつまでたっても慣れることはない。



たまに自分が足場にのぼって恐怖を味わうと、普段当たり前のように足場の上で危険作業をしてくれている下請けの職人さん達の苦労が肌で分かる。



点検を終えて足場を降りる。
そこでふと、風でめくれ上がったビニールが目に入る。
ビニールの下には、本当は何もなかった。

僕が勝手に、そこにはコンクリートの躯体の端がある、と思い込んでいただけだった。





こんなに肝を冷やしたのは、久しぶりだった。
暴風雨で、集中力が低下していたのだろう。


信仰は、ご利益目当てであっては筋違いであろうが、こういう時に抱く感謝の念は、一体何に根差すものであるのだろうか、とよく思うことがある。



・・・・とりあえず、無事に生還したお祝いに、ビールで乾杯だ(?)














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